世の中の大抵の事は大したことない

なまけものが書きます

うえぇぇぇっっっ~~ってなった話

今朝仕事に行く前にコンビニで買い物をしたんです。早朝5時半くらいです。

で、支払いをするのに千円札を出したんですけど、2枚が引っ付いてたんですね。なので1枚はがしたんですけど、その時手にベタッとするものが触りまして、「うえっ」てなったんですよ。

それでお会計しながらその何かを確認しようと裏返したら……想像を絶するものがついていたんです…。
思わず「うええぇぇっっ」って声が出そうになりました。それがこちらです。多分うえっ!って言うと思います。↓↓↓↓↓







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うええぇぇっっ!!!出ました!
ペラっとめくってこんなん出たらどうします?
こわいこわい💦下手なホラーより恐ろしいですよ。


でね、会社に着いて仕事前に、『これ、自販機に入れてみたらどうなるんだろうか?』と思っちゃって、まぁ魔が差したんでしょうね。よせばいいのにやってみたんです。結果、後悔する事になるんですけどね。



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はい、いってらっしゃーい。
私の予想だと自販機がすぐに
『うええぇぇっっ』って吐き出すと思ったんですよ。そしたら意外にも↓↓↓


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普通に反応しちゃったんです。ありゃ、この子使えたわ。と思って、『このまんま返却レバーで返却したらまたあの子が戻ってきちゃうよなぁ』なんて思いながらレバーを押したら……


私バカでした。ほんとに。頭の良い皆さんだったら『自販機に入れる』の時点でお気付きですよね。
そうです。いくらレバーをカシャカシャしても何も戻ってきません。「うえっ?」ってなったけどもう遅いです。お札、詰まってしまいました。
ちょっと考えれば判りそうなもんなのに、あぁ、やってしまった。

幸いにも自販機が壊れた訳ではなく、お札中止になっただけで小銭は使えそうなのでよかったですが、私の千円。今月ピンチであと二千円しかなかったのに、そのうちの千円をくだらない実験の為に失ってしまいました。とりあえずお金が戻って来ない旨を伝えたので数日後には戻って来るとは思うのですが、自分のアホさ加減にしばし落ち込みました。
いや、戻って来ないってあんたのせいじゃん。


こんな事ならコンビニの支払いにさりげなく使って、店員さんが「うええぇぇっっ」ってなったところで「あ、今眠ってるんで静かにしてあげてください。」って言う方を選択すればよかった。
反省してない……いや、してます。ごめんなさい。


自販機屋さんが来て詰まりの原因のお札を抜いた時あの子と目が合って「うええぇぇっっ」ってなるんじゃないかと思いつつ、怒られるんだろうなぁとビビりながらその日を待ちます。

早く給料日にならないかなぁ。

モヤモヤするけどわかってあげないといけないこと

去年の11月、フネさんが転んで圧迫骨折してしまいました。お年寄りに多い圧迫骨折って、調べたら骨粗鬆症が原因みたいですね。いわゆる普通のポキッと折れる骨折とは違って加齢によって脆くなった骨が、外的内的刺激で圧迫されてつぶされて折れる事をいうみたいです。場合によっては気付かないうちにだんだんと圧迫されて酷くなる事もあるんだそうな。

フネさんの場合は転んだ時の衝撃で折れてしまって動けない状態だったのですぐに整形外科に行って、その後は通いやすいということでお友達に紹介された近所の接骨院にしばらく通っていました。

恥ずかしながら、私フネさんがケガをしたことをしばらく知りませんでした。で、私がそれを知ったのがケガをしてから2週間近く経ってから。もうビックリ。掘りごたつに腰掛ける格好で壁に斜めにぐったりと寄りかかるフネさんはとても弱って歳を取って見えました。

それからはしばらく、私がほぼ毎日フネさんを病院に連れて行ってたのですが、一向に良くなる気配がなく、お医者さんに何を相談しても、「これはしばらくかかりますよ。でも2ヶ月もすれば歩けるようになりますから。」としか言われない。しかも良くなるどころかますます痛みが強くなると訴えるフネさんは、お医者さんに対して不信感を募らせ、すっかり自信をなくして弱気になってしまいました。

これはまずいと、私が通っている接骨院の先生に相談して診てもらうことにしました。
ちょうどその頃ギックリ腰をやっちゃった私がものの3日ほどで普通に歩けるようになったのを間近に見ていたフネさんもすっかり乗り気で、それから一緒に通うことになりました。するとこれがみるみるうちに回復していって、今ではなんとか1人で家の中を移動出来るまでになりました。


……というのがケガをしてから今までの流れ。
これだけのお話だと、『あー、大変だったね。』で終わってしまいますが、実は私がケガを知ってからずっと胸の中でモヤモヤしていたことがあったんです。


フネさんはなんと言うか、お嬢様育ちのところがありまして、少し世間ズレしていると言うか、考え方が甘いというか、そういうところがあるんですね。
しかも元々肩こりも腰痛も全く無縁の健康体で、故に今回のこの一件が精神的にもかなり堪えたみたいなんです。まぁ当たり前ですよ。前にも自転車で当てられて腕折って入院したこともありましたけど、今回はなんたって全く動けない訳ですから。

お年寄りがケガを負って動けなくなったのをきっかけに寝たきりになっちゃったってよく聞く話じゃないですか。フネさんもずっと「痛い痛い」と言って壁に斜めに寄りかかったきり、トイレ以外はずっとその状態で1日を過ごしていたわけですよ。

で、お医者さんに行くのにちょっと車まで移動するとはぁはぁと息を切らして死にそうな顔をするんです。ま、ケガをしたてなら仕方ないですけど、それがずっとそんな感じで。

普通ならそんな状態を見たら心配になって『辛いんだな。かわいそうだな』と思うのかもしれませんが、私はつい、『いやいやいや、それは大げさだろ。』と思っちゃったわけです。と、言うのも、私の実の親のピン子さんは先天的な股関節の障害があって普通に歩くのも辛い状態だったんです。

前にもちょろっと言いましたが、私が10才の時に父親を亡くしてからずっと痛い足を引きずって生活のために苦労して働いてくれました。それでも私達の前では辛いところは見せず、夜寝静まった頃いつも「痛い痛い」って言いながら泣いてたんです。

私は幼い頃からそんなピン子さんを見て育ってますから、つい、ついね、身の回りの事を全部波平さんにやってもらいながら一日中動かずにいるフネさんを見て『甘ったれんなよ』と思ってしまったんですよ。なんだか自分で良くなろうとする意思が、全く見えなかったんです。

それはうちの大魔王(フネさんの息子)も思っていたみたいで「全く!周りが甘やかしすぎなんだよ!」って、治療が進んである程度は動けるはずなのにいまだ動こうとしないフネさんについて不満をぶつけていました。


全治2ヶ月と言われてからすでに3ヶ月以上が過ぎ、一体フネさんはどこまで回復する気でいるのか?自分の足で立って外を歩けるようになりたくないのか?私もずっと不満に思ってました。

それである日接骨院の先生に聞いてみました。
「これだけ動けるようになったのにいまだに一日中座って過ごしてるんです。家の事も波平さんと一緒に少しずつやったりできないですかね?」って。
すると先生が言いました。


「今ね、折れてしまった骨が曲がっている状態でまだ不安定です。それでふとした拍子に痛みが出るのでしょう。曲がった骨はもう元には戻りません。今この状態で家事をするのは正直無理です。ただ曲がった状態でも骨が固まってしまえば痛みは治まります。その状態で自分の力で立てるように新しい自分の重心を見つけなければなりません。まずは自分の重心を探して支えがなくても立てるようにしましょう。次回からそのためのリハビリを始めてみますか?」


私はその言葉を聞いてはっと気付かされました。
フネさんはもう真っ直ぐに立つことができない。甘えではなく、ほんとにちょっとした事で痛みが出るし、立ち上がって移動するのも大変な事だったんだなって。そして先生は次の治療でフネさんに向かって言っていました。


「フネさん、今日から少しずつ運動と歩くための訓練をしていきましょう。痛かったら我慢しないで言ってくださいね。ケガをする前の状態には戻らないかもしれませんが、必ず自分の足でしっかり立って歩けるようになりますから。私と一緒に頑張りましょう。」


この先生は話口調がとても優しく穏やかで、今の状態から今後の治療方針までとても丁寧に説明してくれるんです。リハビリも、ちょっとしたことでも褒めてくれるし出来なくても大丈夫だと励ましてくれる。

リハビリを始めてからフネさんはみるみる回復していきました。自分で動けるようになると先生に言われた事で自信がついたのでしょう。顔色もよく、家でも動ける範囲で身体を動かしているようです。フネさんのやる気に必要だったのは叱ることではなく今後の目標を明確にして優しく励ますことでした。

まだ道のりは長いですけどね。今日、病院で先生が言ってくれました。


「フネさん、もう6割は回復してます。とても回復は早いですよ。まずは家の中を自由に動ける事を目標にしましょう。」


自分が当たり前にできることができない人もいる。
ましてや高齢になれば頭でわかっていてもどうしてもついていけない事だってたくさんあるはず。
でもそれが身内だと余計にモヤモヤしてつい厳しくなってしまう。それは心配からくることもあるんだけど、一度出来ないということを認めて、そこからどうするかの対処法を一緒に見つけなければダメなんだな。

先生、気付かせてくれてありがとう!

仕事中に、お年寄りの歩行補助のためのカートをおぼつかない足取りでヨタヨタと押しながら、後ろからこれまたヨボヨボと着いてくるおじいさんに向かってダメ出しをしているおばあさんを見かけて、近い将来のフネさんと波平さんみたいだなって思って笑ってしまった。

共に白髪の生えるまで。

果たして私は日替わり定食Bを頼んだのか?

ツイッターのフォロワーさんとラーメンの話をしてまして、このブログでも二度ほどご紹介したやたらしょっぱくて熱盛!のラーメン屋さんを紹介しましたらなんとご近所みたいで今度食べに行くとおっしゃるので『いやまて、果たして本当に美味しかったか?』と急に心配になって本日三度検証にやって参りました。猫舌と薄味を好む健康志向の者に厳しいラーメン屋でございます。

前回、前々回の記事がこちら↓↓↓

『猫舌にラーメン』
http://funkorogashi-blue.hatenadiary.com/entry/2017/04/01/015112

『猫舌にチャーハン』
http://funkorogashi-blue.hatenadiary.com/entry/2017/05/30/212609



さて、今日は何を食べようかしら?
なになに、『日替わり定食B ピリ辛豚骨ラーメン』おっ、これにしよう。ご飯と餃子2個ついて800円か。今日は餃子も食べようと思っていたのでちょうどいいや。

お兄さんに食券を渡すと

「ピリ辛豚骨ラーメン、ネギなしのでよろしいですか?」

と聞かれた。なにそれ。ネギ乗せもあるの?

「ネギ乗せもあるんですか?」
「あ、ご飯と……ナシで同じ値段でネギに変えられます。」

なるほど。餃子もあってお腹いっぱいになっちゃうからネギを乗せてもらおう。

「じゃ、それでお願いします。」

ネギ大好き。いつも辛ねぎトッピングしちゃいます。


さて、やって来ましたピリ辛豚骨ラーメン↓↓↓


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辛さ増しでございます。おいしそう。餃子はあとから来るのかな?お汁を一口。
うん。豚骨感はあまりないな。良く言えば豚骨の臭みが全くなくて、クリーミーなお汁って感じです。
おいしい。……けどやっぱりしょっぺーな(笑)

ラーメンに乗った海苔ってあんまり好きじゃないのでドロドロになる前に食べちゃう。お汁を探ると、なんと!中から半熟卵が出てきました!

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いやいや、こんなに大事な具、汁に沈めちゃダメでしょ。ちゃんと表面に出して主張しましょうよ。

ここの麺はやや細めで滑らかな食感で私好みなんです。辛さ増しにしてもらいましたが、クリーミーな汁のおかげ(せい)でそこまで辛くないです……ゴホッゴホッ!やばっ汁が少量気管に!むせる!ゴホッ!
いやいや、これは辛いからじゃないんです!「辛さ増しにしてください」とか言ったくせに辛くてむせてるって思われたくないっ!

私最近よく気管に入りがちなんですよね。
嚥下機能が低下してるんじゃないかって。お餅を喉に詰まらせて亡くなるご老人の話を聞くと「なんで詰まらせるかねー」なんて思ってたけど解るようになりました。詰まるよ。気を付けないと。私病気以外で死ぬとしたら喉に食べ物詰まらせて死ぬと思うもん。

そう言えば餃子が来ないなー。餃子大好きなのになー。おいしい餃子を出すお店があったら通っちゃうかも。遥か昔餃子が抜群においしい、ほったて小屋みたいなラーメン屋さんがあってよく行ってたけどいつの間にか潰れてなくなってた。またあそこの餃子食べたいなぁ。


………ラーメン食べ終わっちゃうけど。
………………来ない。


ん?えっ??もしかしてさ、このネギ、ご飯だけじゃなくてご飯と餃子の代わりにネギなの?
マジすか?

ご飯+餃子=ネギ

なの?ほんとに?えっ?このネギどこの高級ネギなの?お兄さんが説明の時ごにょってたのって、『餃子』って単語をごにょって省略したってことだったの?ウソでしょ?今日は餃子食べたかったのに。
ちょっとショックなんですけどー。そしたらネギ乗せにしなかったのに。

思わず壁に貼られたメニューを確認。
定食メニューにはご飯と餃子がついてる。
ご飯の代わりにネギかと思ったらご飯と餃子の代わりにネギだった……お兄ちゃん、そこ大事じゃん。

すると『人気メニュー!』って別に貼られたメニューに『ピリ辛豚骨ネギラーメン 800円』の文字。
あっ!私頼んだのこれだ!おいまて、私定食頼んだんだよ。なぜ定食頼んだと思う?ご飯と餃子が付いててお得だと思ったからなんだよ。これ、定食関係ない、『ピリ辛豚骨ネギラーメン』という単品のメニューだよね?

お兄ちゃんさ、日替わり定食の食券を渡した人間に、なぜ「ネギ乗せですか?」と聞く?もしその単品メニューを頼むならわざわざ定食の券渡さないっしょ。しかも、日替わり定食と、入り口に声高に宣伝してるメニューっすよ!今日の推しなわけでしょ?なのに「ご飯ゴニョゴニョの代わりにネギ」って言われたらご飯だけがネギと変わるとおもうでしょ?
ってか『ゴニョゴニョ』の部分に餃子を隠すんじゃないよ!私は今日、餃子を食べたかったんだ!餃子好きなんだよー!唐揚げと同じくらい餃子が好きなんだーーーーー!!!

『ピリ辛豚骨ラーメン定食』を頼んだ人に「ご飯と餃子の代わりにネギ乗せられますよ」と言うという行為は、例えば『醤油ラーメン定食』を頼んだ人に「ご飯と餃子の代わりにチャーシュー乗せられますよ」と言うのと一緒なんだよ。いやいや、それはもう『チャーシュー麺』だからね。チャーシ
ュー麺食べたいならはなっからチャーシュー麺の食券買ってるから!!ね?そういう事だよね?お兄ちゃん、わかる??



はぁはぁ、つい熱くなってしまった。ごめんなさい。結局『ピリ辛豚骨ネギラーメン』でお腹いっぱいになってしまった私は餃子を食べられぬままお店を出たのでした。帰りがけに一言いってやろうと思ってたから、カウンターの前を通る時に思いっきり言ってやりましたよ!



「ごちそうさま!」


ってね。また来るよ。餃子とチャーハン食べに。

結果おいしかったんです。相変わらずしょっぱいけど。その後一日中喉乾いて仕方なかったけどね。


寒い日にはラーメン。
ほら、食べたくなったでしょ?

雑記

早朝の駅前の広場で発車の時間を待っている。
目の前には線路があって、ちょっとした土手には先日降った雪がまだ残っている。
今回の雪はたくさん積もった割にはあっさりと消えていったけど、ほっとかれた雪たちは未練がましく草に張り付いている。

寒い。早く来すぎた。まだ出発まで30分もある。
まだ夜が明ける前のくらーい駅前の広場に停めた真っ暗な車内で、朝ごはんのソーセージパンを食べる。
すぐ脇が民家だからエンジンもかけられなくて会社から支給された大してあったかくもないヤッケを膝にかけてブルブルふるえている。なにが『すごくかったかいし普段でも着れますよ。』だよ。こんなガテン系の作業服みたいなヤッケ、普段着にならないわ。あー、あったかいコーヒーが飲みたいなぁ。


今日のお仕事は市立高校の送迎。こんなに朝早くから学校に行くのか。大変だなぁ。
高校生って一番楽しい時期だよな。ある程度の自由もあるし、バイトもできるし、恋愛なんかもしちゃったりして。あ、私の全くモテない高校時代が蘇ってきた。切ない。
でもほんと、高校生、未来はこれからって感じでいいよな。

『みんなが挙げたその手の中じゃ!未来は僕らの手の中!』『きゃーーー!』

みたいな。
いやまて、私たちにだって未来はあるでしょ。
誰にだって未来はある。なんなら自分の一生が終わる前の日だって、未来はあるんだよ。だって自分がいつ死んじゃうかなんて誰にもわからないんだから。『疲れたー、節々が痛いー』とか言ってる場合じゃないね。うん。


流れ星がたどり着いたのは
悲しみが沈む西の空
そして東から昇ってくるものを
迎えにいくんだろ 日曜日よりの使者


あ!電車が通り過ぎた!
あれは私には馴染みすぎるこの私鉄ご自慢の特急列車だ。朝早いのにけっこうたくさんの人を運んでいる。終点の、『東京の北の玄関口』って言われるあの駅から新幹線に乗って旅にでるのかな。それとも出張かな。

あれ?あっちは上り?下り?下りなら飛行機だな。
ん?どっちだ?駅の改札を出て線路を見るとどっちが上りでどっちが下りかわからなくなる私はプロの方向音痴。家族にはいつもイラつかれるけど仕方がないのだ。

とかなんとか考えてるうちにちょうど時間となりました~。もうだいぶ明るくなってきた。ライトもいりません。誰の上にだってお日様は昇るんだ。


っていうのは昨日の出来事。
この仕事のいいところは基本一人でいられるってところだな。集団がニガテな私にぴったり。

一人で頭の中でいろいろ取り留めのない事を考えるのは好き。誰かと会話するよりも好きかもしれない。常になにかしょーもないことを考えている気もするけど何にも考えないでぼーーっとしている気もする。私の場合、意識しないと人並みにちゃんと生活ができないからたまに『しっかりしろ』と自分に言い聞かせている。

今日はお休みだから、何をしよっかな。
いつか本当に車でぶらっと、期間もなんにも決めない好き勝手な一人旅に行きたいなぁ。

『老害』と呼ばれないために

近頃交通のマナーが非常によろしくないと思う。

馬鹿野郎がいきがって前の車を意味もなくあおって危険な運転をしたり、スピードを出しすぎて縁石乗り上げた勢いで建物の2階に突っ込んだり、片手にスマホ、片手に飲み物持ってふらふら自転車操作して歩行者をはねて死亡させたり、自暴自棄になって無謀運転で歩行者を次々とはねとばしたり、信じられないクズ野郎が増えてませんか?あ、クズ野郎はちょっと口が過ぎるかしら。おカスな人達でどうすか?

いや真面目な話そんなニュースを見る度にほんとに、心底腹が立って仕方ないんですよ。自転車もそうですけど、車は操作する人によっては凶器ですからね。そこらへんがわからない、自分勝手なお馬鹿さんは乗らないでください。迷惑ですから。

前にも言いましたけど、車を操作するなんてちょっと練習すれば簡単にできるんですよ。車の性能だって上がってますから。でね、それを『自分は運転がうまい』とか勘違いしてる輩が多すぎます。それ、『運転』じゃないですからね。ただ『車を動かすことができる』だけですからね。スピード出してカーブを曲がったり前の車を無理やり追い越したりするのはちっとも上手な運転じゃないです。

上手な運転てのは常に『安全運転』に心がけた運転です。『安全運転』ていうのは視野が広く、正しい状況判断で素早く適正な操作ができるってことです。簡単に言えば『危うきに近付かない運転』ですかね。もし運転してて『うわっ!あぶなっ!びっくりした!』って思うことがあったらそれは相手だけじゃなくて自分の認知と判断も足りなかったのかもしれません。

あれ?やば。つい教習所っぽくなっちった。
ま、とにかくですね、車は危ない乗り物だって忘れちゃいけないって事です。最近運転が簡単だと思ってるばかやろーが多すぎます。

と、つい熱くなってしまいましたが、ニュースで話題に出るようなわざと無謀な運転しちゃうアホは言っても極一部なんですよね。それよりね、私が普段、特に仕事をしていて『おいおい、マジかよ。そりゃないだろう』って思う人って、実は若い人じゃなくってお年寄りの方が多いんです。

高齢者ドライバーの事故が問題になってますが、車の運転だけじゃなくてね、歩行者や自転車にしてもそうです。ほんとに怖いのはお年寄りです。例えばね、横断歩道のない道路を横切ろうとするのも、点滅信号で渡り始めるのも、赤になっても悠々と目の前を通り過ぎるのも、お年寄りの方が多いです。

先日もありました。

仕事で駅前の道路から交通量の多い道路に左折して入るんですが、この道歩行者や自転車が多いんです。歩道が広いので自転車も通れるんですけど、車道の左折レーンに急に降りてきちゃったりして危ないんですよ。(ほんとは自転車も軽車両なので車道通ってもいいんですけど狭い車の隙間に入って来たりするんです。)

で、その時も前をお年寄りの自転車がゆっくり、ゆっくり走ってたんです。端っこじゃなくて私のバスの前を歩くくらいの速度で、です。隣の直進レーンにもいっぱい車がいて自転車を避けることが出来ないので、そのままお年寄りの後ろをのろのろと走って交差点に近付いた所で歩行者信号が点滅し、赤になりそうだったんです。

『このまんま行ってじいちゃん赤で急に止まられたら避けて左折できないな。困ったぞ』なんて思って警戒していたらなんとじいちゃん、そのまんま、そのスピードですっかり赤になってる交差点を悠々と渡って行きました。おい、マジか。すごいな。その時は思わず笑ってしまいましたよ。

で、その後少しだけ狭めの道を走ってたらまた年配の男性が自転車でふらふらと走ってまして、危なくて追い越せないので後ろをゆっくり走ってたんです。『その先すぐ右折だから抜かなくていっかぁ』なんてぼんやり思ってたらなんと!その人、そのまんま交差点を、ふらふらと、しかし堂々と、車と同じ方法で右折して行ったんです!まさに『交差点の中心のすぐ内側を徐行して通過』してったんですよ!もうびっくり。どうした??

この2人は特にびっくりしましたが、こんな感じのことってけっこうあるんです。でね、何が恐いってこういう方々って、車が来てることに気付いてないんですよ。まるっきり。だからどういう動きをするか予測がつかなくて恐いんです。ヘタに気付かせようとするとびっくりして転倒してしまいそうでそれも恐いので、もう刺激しないようにそっとあとについて見守るしかないんです。


『若い人達のモラルがー』とか言われたりもしますが、実はそれって若者に限った話ではないってことですね。年を重ねていけば体力も判断力も衰えていくから仕方ない面もあります。だからある程度は周りも気を付けていかないといけませんが、仕方ないだけでは若い人達に『老害』と言われてしまいます。やっぱり自分の現状を認めて歩み寄らないといけません。
家族が「免許返した方がいいよ」って言ってるのに意固地になって車乗り回したら取り返しのつかない事になってしまいますよ。

まぁ言っても私もあと10年もすれば晴れてお年寄りの仲間入り(すでに年寄りという話も。)なので他人事ではないなーって思いますが、やっぱりどうせここまでとりあえずはそれなりに楽しく来られたんだから、人生の終盤、『老害』なんてイヤな言葉を使われたくはないです。年を重ねたからこそ分かることもあるし、『愛されるおばあちゃん』を目指して適当人生を全うしたいと思います。


うーーーん、やっぱりダラダラと取り留めのない話になっちゃう。ま、いっか。失礼しました!




たとえば千年 千年じゃ足りないか?
できるだけ長生きするから


長生きしてほしいと思われたい。
惜しまれながら死んでいく英雄に憧れ~♪

二次会のカラオケの断り方

カラオケは好きですか?私は大好きです。
大好きですが一人で行く勇気はなくて、ヒトカラ経験はないです。でも多分行ったらずーーっと歌ってます。

たまに友達と行こう!って盛り上がって行くけど、大抵の場合2時間もすればみんな「もう歌う歌がないや。」とか言っておしゃべりタイムになったりします。私まだいっぱい歌いたいのに。

あと私意外と意気地無しなんで、1番目に歌うのはいやなんですよ。何回行っても最初は恥ずかしくて声が出ないんです。その代わりノッてきたら止まんないんですけどね。で、「誰から歌う?どうする?」みたいな女子の譲り合いみたいのがすごくイヤで『誰でもいいから早く歌えや!』ってなるんですよ。いや、だったらお前が歌えよって話なんですけどね(笑)

だからヒトカラ行けたらいいなぁって思ったりもしますが、それより積極的でノリノリで、しかも自分が歌ってる時変に気を使わないでくれる人、どなたか一緒にカラオケ行きませんか?(笑)

年末、太鼓の忘年会の二次会でカラオケ行くのをもうずっと前から楽しみにしていたのにぎっくり腰で参加できなかったら、なんか二次会にスペシャルゲストが来ていたらしい。おそらく私と前世は姉弟だったと思われる、dandyさんて方なんですけどね、お互い激しい人見知りなんでまともに会話したことないんですよ。tomoちゃん、今度みんなで行こっ!


あ、話が逸れちゃった。
で、私は大好きなカラオケなんですけど当然嫌いな人もいますよね。

職場や気を使う先輩なんかと飲みに行ってこんな場面ありませんか?


先輩「よーし、次二次会カラオケ行こうぜ!」
後輩「あ、さーせん。自分歌苦手なんで帰りま
す。」
先「は?お前なんだよ行こうぜ。歌わなくていいからさぁ。」
後「はぁ……ほんとに歌わないっすよ。」
先「おっけおっけ。」


先「はい、次後輩の番ね。」
後「えっ!いやいや、俺歌わないって言ったじゃないすか。」
先「は?カラオケ来て歌わないとか何言ってんの? いいから歌えよ」
後「いや、ほんとマジ無理っす。半端ない音痴なんすよ。」
先「そんなの気にすんなよ!1曲だけでいーから」
後「いや、マジで………」
先「早く歌えよ!シラケんだろ!おいっ!みんな!後輩が歌うぞ!」
みんな「イエーーーーイ!」
後「(まじかよ。まいったな。)じゃあ……ほんとに音痴っすから、笑わないでくださいよ」
みんな「だいじょぶだいじょぶ!イエーーーイ!」


後「♪~~〰〰〰〰〰〰😱😨💩😨👺☠👾😪♪」

みんな「……………………………………………………😓」


みたいな。
仮に歌わなかったとしてもクソつまんない時間をムダに過ごすのはほんとに苦痛ですよね。

そんなカラオケ氏ね!状態のみなさんに今日は行きたくないカラオケに誘われた時、有無を言わさず平和的に断る方法をお教えします!



えっと、カラオケに行きたくない理由っていろいろあるかもですが、やっぱり『歌知らないし音痴だから』って言うのは理由としては上位になるのではないでしょうか?この『音痴』って正式な名称があるのをご存知ですか?音痴の正式名称は


先天的音楽機能不全


だそうです。どうすか?なんか一気にやばそうな感じしません?重大感が増しませんか?
なのでもし行きたくない二次会のカラオケに無理矢理誘われそうになったらこうやって言うんです。


「いや、カラオケはまずいんですよ。実は俺、先天的音楽機能不全で、BOX行っちゃうと…ちょっと塩梅悪いんで。」

「せんてん……?お、おーそっか。じゃまたな。」


ほらほら。ね?

『音痴』って言われたら
「気にすんなよ」って言われちゃうけど、

先天的音楽機能不全』って言われたら
「えっ?それは大変だね。」

ってなりますよ。ならない?なるなる。
これで、妙なノリの体育会系の先輩や飲み会に命かけてるめんどくさい上司の理不尽なお誘いも断れますよ!ぜひお試しあれ♪


ただ、こちらはご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、『立ちくらみ』の正式名称をうっかり人前で使っちゃったりするとえらいことになりますので気を付けてくださいね。例えば、



「おっと」
「どうした?大丈夫か?」
「いや、今急に『眼前暗黒感』に襲われて危なかったぜ。」
「お、おぅ、そうか…(こいつ一人で頭の中で暗黒大魔王と闘ってやがるアブナイ奴だ。こわっ)」


ってな事になっちゃうので!
じゃ、また!

残穢を読みました。

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※ネタバレありです!これから読もうと思っている方は読み終わった後にまたお会いしましょう。


映画にもなりました。『 残穢』です。
メガホンを取ったのは、ほん呪や心霊映像の

「お分かりいただけただろうか」

でお馴染みの中村義洋監督。当時それを知った時は大興奮で絶対観たい!と思ったのですが見られなかったので、今回その原作への期待はかなり大きかったです。


あらすじは……

あるホラー作家の『 私』の所に1通の手紙が届く。手紙には送り主であるライター『 久保』の自宅アパートの一室で現在進行形で起きている不可解な出来事が綴られていた。

彼女が寝室として使っている和室で畳を箒で掃くような、手でさっと撫でるような、奇妙な音がする。それは部屋の中を右から左、左から右へと一定のリズムで移動しているようだと。
そしてある日、音がして不意に振り向くと、長い布のようなものがサッと引っ込むのが見えたと言う。

ただそれだけの事だが、『 私』にはその話に聞き覚えがあった。以前、やはり読者から送られてきた体験談と酷似していたのだ。そしてその現象は一室に留まらず、同じアパートの別の階の部屋や、その近くの戸建てが並ぶ地域にも起こっていた。

一見なんの繋がりもないように見える別々の場所に起こる似通った不思議な現象。一体その原因はなんなのか。『 私』と『 久保』はその原因を探るべく調査を始める。するとそこには過去に遡り色々な不可思議な出来事や恐ろしい曰くがあった……。



物語の中程を過ぎても起きる事象は『 畳をする音』『 赤ちゃんの泣き声』『 床下から聞こえる蠢くような音とささやき声』くらい。それは同じアパートでも起こる場所と起こらない場所があって起こる場所同士にも関連性は見当たらない。更にそれと同じ事がアパートのすぐそばの一戸建ての集合する一角でも起きているとわかって、『 私』はその原因が土地そのものにあるんじゃないかと思いその歴史を調べていく。ドキュメンタリータッチのホラー小説。


仏門の考え方に『 穢れ(けがれ)』というのがあって、特に一番恐い穢れが『 死穢(しえ)』と呼ばれる、人が期せずして死ぬことによる穢れで、それはそれに触れる事で伝染して広がっていく。結局この一連の不可解な事象は『 死穢』によって生じた穢れが消えずに残った『 残穢』によるものではないかと結論付けられる。ただそれは仮定に過ぎず、大元となった『 祟り』のようなものにたどり着きはしたが決定的となる証拠は見つからず、全て『 ではないのか?』としか言いようがない事から、『 私』も『 久保』もそれ以上の調査を打ち切る事に決める。




ホラー小説と言うと『 リング』や『 呪怨』のように目に見える怨霊なんかに祟られて人が次々死んでいくみたいなあからさまな恐怖が多いけれど、このお話では明確にそれが『 祟り』のせいだと決定付けられていない。なんなら最後まではっきりとした原因は究明されず『 二人が調査を諦める』で終わっている。なので、『 呪怨』や『 リング』のようなホラーがお好きな方にはだいぶ物足りない作品だと思います。でも私は読んでいる間なんとも言えないじわじわとした怖さみたいなものを感じていました。

物語の大半がこの歴史を溯って曰くがないかを調べる作業なので人の名前がたっくさん出てきてアホな上に歴史が大嫌いな私はかなり頭がこんがらがりました。それでも私がこの物語をなんとなく怖いと感じたのは、それが私たちの周りにも起こり得る丁度よい怖さ(笑)だということと、主人公の『 私』の語り口調が淡々としているからではないかと思いました。

基本この『 私』はホラー小説家でありながら心霊現象に対して懐疑的であり常に冷静に考えを巡らせていて、根本的な考え方が『 全ての事柄を結びつけるのはいかがなもんか?偶然や思い込みということもあるのではないか?』と疑ってかかっているのです。そして更にこの本の作者は女性でありながら、文体が淡々としていて男の人っぽくて、それもまた怖さの理由になっているのかもしれません。解説でこの『 私』というのは作者の事ではないかと言っているのも頷けます。

ずっと読みたいと思っていた小説。想像していたのとはだいぶ違っていたけれど、ほん呪の監督も務めた中村監督ならきっと映画もいい感じに不気味な仕上がりになっているのではないかとますます観たくなりました。

ちなみに……この映画の宣伝用の映像が、もろにほん呪調で、映画の内容に関係がない所で覚えのない人物が映ってしまったとか言って監督自身が語るというドキュメンタリータッチの仕上がり。我が家ではそれを見て

「中村~、やりやがったな笑笑」

とみんなで笑ってました。その映像のURLを貼っておきますので興味のある方はご覧ください。↓↓↓




https://youtu.be/WtiXAEpoWi8


モロほん呪!岩澤、菊池コンビ懐かしい~!!

という事で長くなりましたが『 残穢』私はとてもおもしろいと思いました。ホラーが苦手な方にもオススメ!

ではまた!See you next Book report!