たった今なんですけど、テレビでね映画公開の話題で出演者のインタビューをやってまして、そこで子役の子供の夏休みの算数ドリルを大人が手伝うとか言って問題が一問でました。その問題がこちらです。
『3個1パックで240円のプリンがあります。プリンを20個買うといくらになりますか?』
わかりますか?私女性アナウンサーがこの問題を読み上げた時、一瞬意味がわからなくて???ってなったんですよ。
答えは『240÷3×20=1,600』で1,600円だったんですが、おい、ちょっと待て。それはおかしいだろ?
そもそもスーパーで3個1パックで売ってるプリンをなんで20個買おうとしてんだよ。買えねえよ。買うとしたら21個買わなきゃいけないんだから答えは
『プリンは3個で1パックなので20個欲しければ7パック買わなければいけないから240×7=1,680円です。』
もしくは
『3個1パックのプリンを20個欲しければとりあえず7パック買って友達に1個買ってもらうので240×7=1,680、 240÷3=80 、1,680-80=1,600(円)です。でも私は友達にプリンを売るとかセコい真似はできないので一個はあげました。なので実際私が20個のプリンを得るために払った値段は1,680円です。』
となるはず。いやいや、これは算数の問題ですから。そんな細かいこと言わなくていいんですよ。と言うのであればね、問題文を
『3個で1パック240円のプリンがあります。このプリンを20個買う とすれば いくらになりますか?』
に変えましょうよ。ならギリ納得いきますよ。
なんか算数の問題って問題文の書き方がややこしいんですよ。細かいこと言うなと言われるかもしれないけど、そのくせかけ算の問題なんかは『かける数』と『かけられる数』ってのにやたらこだわって、式の数字が逆だと❌になったりするんですよ。かけ算なんてかける数字が逆だって答えは一緒なんだからいいじゃんとか思っちゃいます。問題を解くのにかけ算が必要だって事がわかればいいんじゃないのかなぁ。
私はこの問題を読んでスーパーで、
「おかあさん、学校にプリン20個持っていかないといけないの。でもこの3個1パックのプリンだと1個余っちゃう。」「そうね。じゃ、1個出しちゃいましょ。」「あ、お客様困ります!こちら3個で1パックですから」「は?いいじゃないのよ。1個いらないんだから。ちゃんと2個分の値段240÷3×2=160円払うわよ。」
ていうモンスターママを想像しちゃいました(笑)
算数は国語力も必要とか言われたけど、ひねくれた国語力の持ち主にはちょっと辛いです。
実際私一番最初問題を聞いて、プリンをバラで20個じゃなくてパックを20個買うのかと思ってなんかのイベントかと思っちゃいましたもん。だって3個1パックなのに20…………もういいですか……。
テレビで名指しされた浅野忠信さんが、最初「じゃあ2,000円あげるから、これで買ってきなさい。足りるから」って言ってたのがすごく笑いました。世の中に出たらそれが正解!笑笑
この私のめんどくさい国語力。しっかりのび太に受け継がれていてほんとにめんどくさい。元の私ですら、ヤツの言ってることを理解するのは大変ですから。ってことは私も周りのそう思われてるんだろうな。ま、いっか!