はい。忘れた頃にきますよ。
なんだろ。このダラダラした感じ。サッサと書けばいいのに。いやーでもね、熱い想いを伝えようにもなにせ想いが熱すぎて私の語彙力が付いていかなくてどう書けばいいのか迷うんですよね。伝わってますかね?なんも伝わってない気がする。それでも私は書くのだ!自己満足のために!!
……ただでさえダラダラ長いのに余計なことに文字数を使ってしまった。というわけでいきます。
前回米津さんのメロディについてお話しましたが、今回はその続きです。
最初の方で『発売されたアルバム毎に米津さんのその時の心情が表れていて感慨深い』みたいなことを書きましたが、それについて私が知ってる範囲で説明します。ボカロの事は全然わからないので米津玄師名義のアルバムからです。
幼い頃から自分がどこか怪獣のような、異次元の世界に暮らしているようで人と馴染めず、それでも居場所を求めてボカロの世界に入り込んでいた米津さんは、だんだんこのままネットの中に閉じこもっていてはいけないと思うようになり、本名の米津玄師の名前で1枚目のアルバム『diorama』を発表します。この頃はまだインディーズで、アルバム作りを全部自分で手がけていたのですが、このアルバム制作はほんとに辛くて苦しかったそうです。この時、実はのちに発覚する病気とうつ病を併発していた頃でぱっと聴いただけだと全体に暗い感じのするアルバムなので最近米津さんを聴き始めたって方には取っ付き難いアルバムかもしれません。前回お話した不協和音バリバリの楽曲が多く歌詞も不思議な感じだったり、悲観的なものが多いです。
それまで全て1人で手がけてきた音楽を人と関われるものにしたいと考えた米津さんは2013年『サンタマリア』でメジャーデビューします。のちにこの楽曲は自分のそれまでの音楽作りからの大きな転機になったと言っています。そしてメジャーデビュー後初のアルバム『YANKEE』を2014年に発表します。このアルバムはボカロ時代の面影を残しつつ、新しい米津さんの音楽を取り入れたアルバムで、私の中の神アルバムの一枚です。米津さんの歌を聴いてみたいと言う方にはまずこのアルバムをオススメします。
dioramaに比べると大分POPで明るい曲調が多く、パッと聴いただけだと『今流行りの音楽』と言う感じです。ところが!よく聴き込むと実に考え練られた複雑な音が楽しめます。そして1枚のアルバムでバラエティに富んだ色々な曲調の歌が楽しめます。
デビュー後2枚目のアルバム『Bremen』は『YANKEE』でまだ残っていたボカロ時代の名残りを一新させるアルバムです。演奏もよりシンプルなバンド志向の曲調なので、「ハチが好き!」「あのdioramaのクセのある感じが好き!」という人の中には『普通の曲調のアルバム』と感じている方も多いかもしれません。かく言う私もその中の1人でありましたが、じっくり聴き込むとうーんと唸るポイントがたくさんあるのがさすがです。最近米津さんを聴き始めたと言う方には取っ付きやすいアルバムなのでオススメします。
そして、去年11月に発売された今一番新しいアルバム『BOOTLEG』は米津さんがずっと欲して止まなかったたくさんの仲間と作り上げた、米津さんの才能溢れるアルバムで、私の大好きなアルバムの1枚となりました。メディアでお馴染みの歌がたくさん入っているので「Lemonめっちゃ好き!」って方にはこちらをオススメします。
さてこんな感じでざっとですが、アルバム毎の米津さんの心境の変化などお話しましたがお分かりいただけたでしょうか。いやお前が分かっているのかって感じですが、もちろんもっと複雑な心境や変化なんかもあったのかもしれません。
そしていよいよここからが私が大した知識もなしに勝手に語るコーナーです!まじすか?こっから更にですか?はいそうです。いきます。
まずですね、米津さんの歌は演奏がめちゃくちゃかっこいい!バックの演奏が単なる伴奏じゃないの。
時には複雑に絡み、時にはシンプルに、その楽曲ごとに考え練られた音楽は米津さんが描くイラストの様に歌に色と味を加えています。特に私が大好きなアルバム『YANKEE』はギターもドラムもめちゃくちゃかっこいいです。
例えばね、ギターはストロークで忠実にコードを進行させるだけじゃなく、『しとど晴天大迷惑』みたいにまるでコーラスのような旋律をボーカルに被せてきたりします。
それからちょっと聴くと主旋律と関係のないような特徴のある旋律が、関係ないのに主張しすぎず心地よく合わさっています。そしてそれがサビで自然と主旋律とすっと被っていく。これはもう鳥肌もんです。さらにキレのいいツインのギターがものすごくかっこいい!それぞれの主張の強いメロディラインが見事に美しいハーモニーを奏でています。『メランコリーキッチン』『花に嵐』なんかを聴くとよくわかります。
ドラムも単なるリズム隊に留まらず、きっちりと曲を構成する劇団員のようです。超高速裏打ち(打ち込みだけじゃないですよねー。)やハイハットのリズム打ち、乱れ打ちのフィルとか、それぞれの歌に合わせて見事なリズムが刻まれていてクソかっこいいです。
先にも言いましたが、伴奏が伴奏に留まらずなんならめっちゃ主張してくるのに、米津さんのボーカルが全くそれに負けることがないので在り来りな言い方になりますが『深味を与えている』って感じがします。
そしてそして、次が私が一番『すげーなぁー』って思う所なのですが………かなり長くなりましたし、更に長くなりそうなので一旦終わりにしまーす。
さあ、一体いつまでこの勝手な一人語りが続くのか??予告すると、私は本当は一番米津さんの歌詞に感銘を受けているので、マダシバラクツヅク、ラシイッスヨ←モヤさまショウくんの感じで(笑)
ではでは!またお会いしましょう!