世の中の大抵の事は大したことない

なまけものが書きます

夢見心地って

私は夢を見るのが好きです。
と言っても常に目標を持って……とかそういう格好いい話じゃないですよ。ホントに寝ている時に見るあの『夢』です。
寝る前に『今日はどんな夢見られるかなぁ』なんて楽しみにして寝ます。ほぼ毎日夢を見たという感覚を持って目が覚めますが、残念ながらその内容まではほとんど覚えていません。

明晰夢』という言葉があります。ご存知の方も多いと思いますが、これは夢を見ている状態で、夢の中でそれが夢だと自覚していることを言います。中には夢だと自覚してそれをコントロールできるという方もいるらしいですね。うらやましいです。

ほんとはね、見た夢を全部覚えていたいんですよ。夢日記なんかをつけたいくらい。でもそれって危険な行為らしいです。なぜ夢って起きた瞬間に忘れてしまうかというといつまでも記憶に残しておくと現実と混同して頭がおかしくなってしまうからだそうです。そうならないように脳がわざと夢の内容を忘れさせるらしいですね。人間てすごい!

さて、『明晰夢』の中に有名な『猿夢』というのがあります。ざっくり説明すると夢の中で電車に乗っている。同じ車両に10名ほどの乗客がいるのですが、その乗客の一人が車内に現れた猿に殺されてしまうところで目が覚める。次の日も同じ夢を見る。また一人殺されたところで目が覚める。毎日一人ずつ殺されていき、自分の順番までその夢を見続けてしまうと本当に死んでしまう。という夢枕獏が書く小説みたいなお話です。
オカルト大好きな私なので、夢を見られるならそれが怖い夢でもバッチコイ!で実際よく同じようなシチュエーションで怖い夢を見ますがさすがに猿夢は見たくないです。死にたくないです。

基本見た夢は忘れてしまいますが、いくつかあまりにキョーレツで忘れられない夢というのがあります。今日はそのうちの一つをご紹介します。


私は一軒の簡単な作りの木造の小屋にいて木枠の窓から外を眺めていました。すると上空からセスナ機がフラフラと飛んできて少し離れた場所に頭から墜落し、炎上しました。私はビックリして外に飛び出し燃え盛る炎を見ていると、救急隊がやって来てもう真っ黒に炭化した操縦士を担架に乗せて運びだしました。それを見て私が「あー、もうこれは助からないねぇ」と言った瞬間に炭化した操縦士が目をカッ!と開き私をギロッと睨みました。私が「おー、ヤバイバイ💦」と焦っていると、また上空に今度は旅客機が次々に現れ、フラフラと堕ちていき炎上する。「こんなことってある?」などとのんきに言いながら見上げる上空は満点の星空。旅客機が消えたあとは流れ星が光って落ちていきました。という夢です。キョーレツでしょ?しかもリアルな色つきの夢で燃え盛る炎も満点の星空もとてもキレイでした。

目が覚めてもあまりにもはっきりと記憶にのこったので夢占いで調べてみました。


■炎:感情や意欲の高まりを示す。運勢は上昇
■墜落:意欲の低下、物事の停滞を表す
■星空:前向きな気持ち上昇の傾向にある良い状態
■流れ星:運気は低下の兆し。挫折してしまいそう


なになに?この情緒不安定みたいな結果!結局いいの?悪いの?行って来いでプラマイ0なの?
まぁその後だいぶ経ちますが、確かに良かったり悪かったり、テンション上がったり下がったりしてますよ。でもそれって普通の事ですよね。


ところで夢見心地って、夢のようなうっとりした気持ち、ぼんやりとした心持ちのことを言うんだけど、夢が全部のんびりしてるわけじゃないのにね。と思ってしまった。でもものの例えなんてそんなもんだよな。さあ、今夜も夢を見よう。どんな夢が見られるかな。楽しみ♪

夢についてはまた機会があれば触れたいと思います。真面目な話、夢って自分でも気付かない精神の状態を表してたりするので夢占いってやってみるとおもしろいし納得しますよ!オススメ🎵