世の中の大抵の事は大したことない

なまけものが書きます

血ってすごいなぁという話。

私ね、そう診断された訳じゃないんですけど難聴気味なんです。音が聴こえないんじゃなくて、なんて言ったか聞き取りにくいのです。

相手がちょっと小声だったり、滑舌が悪かったり、こもった声の方だと、なんて言ってるか1度で聞き取れないんです。女の人って、そんな大した話じゃないのに小声でしゃべったりすることあるじゃないですか。あれ、ほとんど聞こえないんですよね。だからてきとーに相槌打っちゃう。それで次に会って「この前言ったけど」みたいに言われるとどきっとするんです。だって覚えてないんだもん。ってか聞いてなかったんだもん。それで知ってるふりしとけばいいのにそこは変に素直だからキョドっちゃってバレちゃうのです。だから話してもすぐ忘れちゃうと思われがちですが、実ははなっから聞いてないという(笑)

うん。まぁ、確かに記憶力もあんまりないですけどね。あと理解力も足りないからみんながわーって盛り上がってても今の話のどこで盛り上がってるとかイマイチわからなかったり。説明されるのもめどくさいからそのまんま黙ってたりして。あれ?なんだろ。涙が出てきたぞ。うそ。

あ、話がずれちゃった。
そんな感じなので聞き間違いがハンパないんですよ。例えば「野球のさー」っていうのが「焼きうどん」て聞こえたり、話の流れではありえない単語が耳に入ってきちゃうんです。
だから私、大人数で話すのはニガテです。だっていちいち聞き返して会話止めちゃうのも申し訳ないし、大体ポカン顔して黙って聞いてます。もちろん内容はほとんどわかってないの(笑)


で、もう数ヵ月前になりますが、親と親戚のおじちゃんと従姉の四人でご飯を食べに行った時のお話。

みんなでテーブルで話をしてたらおじちゃんが何度も「えっ?えっ?」って聞き返してくる。
このおじちゃんてのが神経質だけど適当でいつもふざけてるっていうなかなか面白い人なんだけどね。
会話してるとよく「えっ?」って聞き返してくるんですよ。そしたらしばらくして「俺耳悪いのかなぁ。みんながなんて言ってるのか聞き取れないんだよね」って言ったんです。確かに!ポカン顔して聞いてたわ(笑)
『おっ!なんと!私と全くおんなじだ!』って思ってたら従姉が「あ!私も私も!黙って聞いてるけどわかんない時がしょっちゅうある。」って。なんか嬉しくなって「ちょっと!私もずっとそうだったんだけどこれって遺伝なのかね?」「そうかもねー」って笑ってたら、それまで黙って聞いてた親が「えっ?何?」って笑笑
もうこれ決定でしょ!私の耳の聞こえの悪さは遺伝でした。ってかこの四人で会話は成り立っていたのか?

ちなみに私には母方に10人のイトコがいるのですが、この従姉とは年も近いし一番仲が良くて大雑把なとことかコミュ症のとことか良く似てるんです。
そしておもろいおじちゃんとはテキトーなとことか話し方なんかがそっくり。いやー、ホントに血は争えないというか、濃いいなぁと思わされた瞬間でした。

このおじちゃんホントに面白い人で、若い頃はモデルやってたり芸能人にお友達がいたりするのでまた機会があったらお話しようと思ってます。

私の周り、変わってて面白い人がたくさんいます。今までそれが普通だと思って生きてきましたが、社会に出て関わる人を選択できなくなってきた時、『あ、私の周りってけっこう面白い人がたくさんいたんだな。』と実感しました。ん?類友?違いますよ。私はどこにでもいる、ごくごくフツーのつまらんヤツですからっ!

ではではまたお会いしましょう。
アデュー✋