世の中の大抵の事は大したことない

なまけものが書きます

それはちょっぴり寂しいことだけど

※注!
今回は興味のない人には全く面白くもなんともない話で『勝手にしろ』な内容なので飛ばしちゃってください笑笑


好きなアーティストはいますか?
そのアーティストが『最近音楽の雰囲気が変わったな』とか『昔の方が良かったな』なんて思ったりすることはありませんか?

私は高校生の頃、長渕剛が大好きでした。
と言っても今のムキムキの長渕じゃないですよ。
ガリガリで病弱で長髪のアコースティックな長渕が大好きだったんです。

『風は南から』とか『交差点』とか『君は雨の日に』とか『逆流』とか。もちろん『GOOD-BYE青春』とか『孤独なハート』とか『俺らの家まで』とかも大好きでした。

ライブもいっぱい行ったし、毎日アホみたいに聴きまくってました。ドラマも『家族ゲーム』『家族ゲームⅡ』『親子ゲーム』『親子ジグザグ』までは大好きでした。社会人になってしばらく経っても理想の男性像は長渕だったし、高校生の時は家族ゲームの時の長渕の髪型を真似してました。
美容院に行って「長渕の頭にしてください」っていうJK笑笑

でも『とんぼ』辺りから段々様子が変わってきて、なんか違うなーって思ってきて、歌もね、曲調や歌い方が変わってきてアルバムも『STAY DREAM 』まではよく聴いてましたが『JAPAN 』は買ったけどほとんど聴かずそのまんまになりました。

私はガリガリでハイトーンボイスの長渕が好きだったんですよね。多分そう言う方ってたくさんいると思います。『ムキムキの長渕は長渕じゃない!』
だから私は長渕の元ファンで今はファンじゃないって事になります。とは言うものの今でもやっぱり長渕がテレビで歌ってたりすると画面に向かって、「アニキ~っっ!!かっけっすーーー!!!」って叫んじゃいますけどね。

そんな感じの事ってよくありますよね?
デビュー当時と曲調や歌い方すら変わってしまってガッカリってこと。

よくあるのが、ちょっとメディアに出だしたら曲調が変わっちゃって、いわゆる『売れ線』の曲ばかりになっちゃったって感じの。当てはまるかわからないけど、実はね私前はセカオワちょっと好きだったんですよ。彼らがまだ漢字の『世界の終わり』だった頃ね。病的に暗い歌とかフカセの声も好きだったんだけど、売れ出したらなんかファンタジーになっちゃってやたら厨二臭くなってしまったので(まぁ元々あったけど)聴くのやめました。

でね、最近……なんか変わっちゃったなぁってバンドがありまして………それがね、『忘れらんねえよ』なんです。

このブログでも紹介したことがありますけど、私がほんとに久しぶりにハマったバンドで大好きだったんです。ってか今でも好きですけどね。今度ライブ行くし。でもね、最近柴田さんの歌い方が変わってしまって、メロディもね、何て言うか……かわいい感じになっちゃって、昔の粗っぽいけどひたむきで一生懸命な感じが薄れちゃった気がして寂しいのです。

柴田さんて良くも悪くもとても純粋な人だと思うんです。それでいろんな事に影響されやすい人じゃないかなって思うんですよ。例えばね、前に一時柴田さんが『BABYMETAL』にハマってた時があって、その時期に出たのが『ゼロ』だったり『寝てらんねえよ』だったりしてアルバム『犬にしてくれ』は全体的にハードロックな感じにまとまってて。いや、それが悪いと言ってるわけではないんです。実際に影響を受けて作ったのかもわからないし、あのアルバムも好きだし。

前にも紹介しましたが、忘れらんねえよは元々3人組だったんですけど、ドラムの酒田さんが抜けたのがちょうど『犬にしてくれ』を出したあとでした。
理由は公にはっきりとはしてないんですけど、前に雑誌のインタビューで柴田さんが『俺がやりたい音楽にだんだん酒田のドラムの音が合わなくなってきた』みたいな事を言ってたんですよね。で、思えば酒田さんが抜けたあとから少しずつ変わっていった気がするんです。曲調もそうですけど一番は歌い方が。

酒田さんに向けて作った歌『別れの歌』は本当に名作で、私の中でいまだに涙なしには聴けない歌なのですが、同時期に出した『バレーコードは握れない』って歌はもう今の歌い方に近くて、初めて聴いた時『あれ?』って思ったんですよね。あ、でも歌はすごく良くて大好きなんですけど。

あー、うまく言えない。
最近新曲を立て続けにぽんぽんと出してまして、ホンダのCM曲になってたり映画の主題歌や挿入曲になってたりしてて聴くと柴田さんの純粋な想いがつまっててとってもいいんだけど、やっぱり歌い方が前と違くてメロディも何て言うか…ポップな感じになっちゃったなぁって。

よく言えばね、洗練されて上手になったのかもしれない。私がついていけなくて戸惑ってるだけなのかもしれない。でもね、私は柴田さんのあの勢いのある音楽と歌い方が大好きだったんですよね。

酒田さんが抜けたあとのインタビューで、『俺は今ほんとにやりたい音楽が見つかった気がする。歌うことが楽しくて仕方ない』というようなことを言ってまして、すると私はそれについていけてないって事になるんだよなぁ。

多分ね、柴田さんがこの記事を読んだら『なんにもわかってない』って怒ると思う。忘れらんねえよの事が大好きで心頭してるファンが読んだら『わかったようなこと言いやがってふざけんなよ。』って怒ると思う。イヤなら離れればいいってだけの話なんだけどね。それはイヤなんです。勝手にしろって話ですがね(笑)

とかなんとか言っちゃってもライブに行ったらめちゃくちゃ楽しいと思う。柴田さんのライブでのパフォーマンスはほんとに楽しくて『みんなで一緒に』が苦手な私だけど忘れのライブの一体感は大好きなんだ。でね、できればフェスとかライブハウスでやってほしい。ホールじゃなくて。

4月に行った忘れの野音でのワンマンライブ、「忘れが野音でライブしてる」って思ったら感動して泣けてきたりしたんだけど、いつもみたいに思いっきり楽しめなかったんですよね。いや、よかったんですよ。でもなんか……柴田さんとの距離が遠い気がして思いっきり暴れられなかったんですよ。やっぱり忘れらんねえよは、ホールじゃなくてライブハウスで、みんなとの距離の近いところで、一体になって騒ぐのが楽しくていいんだなぁってすごく思った。それで、もっともっといっぱいそういう所でライブをやってほしいなって思いました。

今も昔も柴田さんの音楽に対するスタンスは変わってないと思うし、もっと強くなってるって本人も言ってるし、だからこそもしこれからもっともっと売れたとしても、そのまんま『バカ熱い』柴田さんのまんまでいてほしいなーって思います。

なんかだいぶ初めに言おうと思ってた事と変わってしまったけど、結局これからも忘れらんねえよのファンでいたいと思いました。あー、言いたいことが言いたいように言えなかった💦💦難しいなぁ!




世界変えんのは優等生じゃない
見下されてコケにされたやつだ
君が流したその涙もきっと きっと

戦うもんだろ 戦うもんだろ
投げ出したって急に切なくなんだよ
勝ち取るもんだろ 勝ち取るもんだろ
誰もいない夜更けに目を覚ますんだろ

戦うもんだろ 戦うもんだろ
逃げ出したら急に見えなくなんだよ
勝ち取るもんだろ 勝ち取るもんだろ
誰もいない夜道に 俺の夢がある