以前お話ししたわが家の猫ちゃん、『幸運のしっぽ』を持ったもにゃかとこぶちゃ。その時のお話はこちらです↓↓↓↓↓
http://funkorogashi-blue.hatenadiary.com/entry/2017/03/31/001447
その母親であるにゃかむらさんが七夕だった昨日の朝、星になりました。
車に轢かれてしまったようです。
時間から考えると、ちょうどわが家に朝ごはんを食べに来る途中だったんじゃないかな。道狭いわりに車通りが多いから気を付けろって言ってたのに。
にゃかむらさんは身体はとても小さいけれど、わが家に現れてから全部で13匹の子供を産んで育てた、凛としてたくましい、とても強いお母さんでした。中には仔猫の時に死んでしまったり、行方不明になってしまったり、育児放棄してしまったりもあったけど、仔猫を守るためなら大きなオス猫にも立ち向かう厳しいけれど頼りになるお母さんでした。
にゃかむらさんと仔猫の頃のもにゃか
外の世界で必死に仔猫を育てたにゃかむらさんですから、警戒心がとっても強くてとうとう最後まで完全に気を許してはくれませんでした。それでもいつも仔猫を連れて戻ってきてくれるし、うちでくつろいでくれてたし、最近はエサの時間になると足元をすり抜けるまで近付いてくれるようになっていました。
にゃかむらさんが現れてから、ほんとにわが家は前にも増して明るくなりました。彼女がもたらしてくれたものは計り知れません。厳しい世界で必死に子供たちを育てたにゃかは、もうだいぶボロボロになって疲れていたからいつかお別れの時が来るってわかっていたけど、その時はわが家のいつもの場所で疲れたにゃかの体を撫でながらみんなで見送りたかった。こんなに突然お別れを迎えるなんて少しも思ってなかった。
『幸運のしっぽ』の記事を書いてからにゃかむらさんをよく観察して気付いた。にゃかのしっぽも先っちょが鍵になってた。にゃかむらさんが現れた時からもう、わが家に幸運は訪れていたんだ。
にゃかへ
にゃか、どうしたの?いつもすばしっこくて警戒心の強いあなたが車に轢かれるなんて信じられないよ。びっくりしたね。ご飯食べにうちに来ようと思ってたの?しばらく姿が見えなくても、必ず戻ってきてくれたあなたに、もう会えないのが信じられない。
だいぶ前2回目の出産のあと、疲れた顔して戻って来た時、初めて撫でさせてくれたね。よっぽど疲れていたのか、私に撫でられるまま目をつぶって気持ち良さそうにしていたあなたの姿が忘れられない。あの時私はいつかにゃかとさよならするときは、こうしてまた体を撫でながら静かにお別れをするんだろうなぁって勝手に思ってなんか寂しくなったんだよ。でもこんな風にお別れするとは思ってなかった。
にゃか、わが家に来てくれてありがとね。
それであんなにかわいい2匹に出会わせてくれてありがとう。あなたのおかげで、わが家は今日も平和です。もうゆっくり休んで。たまに子供たちに会いにおいで。にゃかのためにいつでもお水を用意しておくからね。
涙に煙る星影は 遠い空からのメッセージ
誰かがそこに置いたのか 初めにそこにあったのか
四月の花は桜色 未来の誰かにプレゼント
季節にもえる花言葉 妖精たちの合い言葉
ビリービリー
ナビゲーターは魂だ
にゃかの魂は星になった