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世の中の大抵の事は大したことない

なまけものが書きます

ブルーハーツが聴こえる

今月の17日は私が尊敬し崇拝する甲本ヒロトのお誕生日でした。ついこの間『もう彼らについて語ることはないのでご安心を』と言ってしまったので語るのはこらえますが、もうヒロトも54歳になりました。
すごいなぁ。さすがにヒロトマーシーも見た目は歳を取りましたけど、(マーシーなんて見方によっちゃおじいちゃんです笑)ステージに立つと昔のまんま、なんも変わらないですから。先日のライブではホールで遠目だったのでライトに照らされたシルエットがまんまブルーハーツヒロトマーシーに見えて思わず泣いてしまいました。気持ち悪いな。

ところで私はもうお分かりの通り、ひねくれた上に性格に難のあるやつなのでどうも何事にも素直になれないところがありまして、今回は心のモヤモヤを穴掘って叫ぶ代わりに記事にしちゃおっかなーと思います。あ、普段はよっぽどの事がないと『誰かがいいと思ってやってることをわざわざ否定することないのに』と思っている派なので今回は王さまの耳はロバの耳だと思ってください。芦が生えて飛んでっちゃうかしら。ま、いーや。自分のブログだし(笑)

さて、保身的な前置きが長くなってしまいましたが、あのですねー、私はブルーハーツが好きすぎてちょっと厄介なファンになっているんです。

説明すると長くなるのでざっと話します。
これはファンの間では有名な話ですが、ブルーハーツって解散するときヒロトマーシーと出演したラジオで「今後の予定は?」って聞かれて「別にないなぁ。解散くらいかなぁ」って突然冗談みたいに発表したんですよ。ま、発表って感じじゃなくてほんとに世間話みたいにさらっと言い放ったんです。マーシーも横で普通に「うん。そうだね。それくらいだねぇ」って(笑)

彼らって音楽ができればその形態はどうでもよくて、まだ人気の衰えないブルーハーツというバンドでさえ単なる手段でしかなかったんですよね。もちろんそこに至るまでまるっきり何もなかったわけではないとは思いますが、ヒロト解散を決めた理由は『解散したらもったいないと思ったから。』だそうです。もったいないと思うものって結局はもう自分には必要のないものなんだって。私、もったいなくて捨てられないものたくさんありますけど…。凡人なので。

ただ、当時所属していたソニーミュージックの契約が残っていたので最後にアルバムを1枚出して解散しました。最後のアルバム『PAN』はもうブルーハーツの作品ではない寄せ集めのアルバムです。
当時事情を知らなかった私はこのアルバムを聴いて、『なんだこれ!もうブルーハーツなんて解散しちゃえ!』って思って1度しか聴かずに封印しました。あ、解散するのは知ってましたけど未練がなくなったんですね。

でね、そんなこんなで彼らがブルーハーツをやめると決めたとき、もう『ブルーハーツ』と言うバンドは彼らの手を離れて『ブルーハーツ』というブランドとして会社のものになってしまったのです。

数年前『ブルーハーツ30周年記念トリビュートアルバム!』とか言って大々的に宣伝して宣伝カーも走ったりして話題になった二枚組のベストアルバムが発売されましたが、私正直『はい?』と思いまして、ブルーハーツ解散してるので30周年とかないですよ。10年でやめてますよ。と思っちゃったんです。

その時のね宣伝の煽り方に、何て言うか商業臭さというか、臭い金の匂いがしちゃったんです。あのね、めんどくさいこと言うと、ブルーハーツを金儲けの手段に使わないで!と思っちゃったんですよ。わかってますよ。頭では。でもなんかね、それに乗っからされるのがとてもイヤだったんです。
アルバム?もちろん買いましたよ(笑)で、帰り道車で聴きながら泣きましたよ。『やっぱブルーハーツかっけーよ』って。

そして、今、『ブルーハーツが聴こえる』っていう映画が公開されてます。ブルーハーツの代表曲をテーマにした6つのオムニバス作品を集めた映画です。もうかなり前にこんな映画ができるらしいって話は知ってたんですけどね。聞いた瞬間『絶対見ない!』って思いました。理由は上記の通りです。

このタイトルはブルーハーツ解散するときに発売されたドキュメンタリービデオ『ブルーハーツが聴こえない』をもじったものだと思うのですが、私このビデオも買ってはみたもののダイキライで1度しか見てないので、タイトルを知って『あーーーーー……』と思ってしまいました。

でもね、でもね、この映画を監督された方々はきっとブルーハーツが大好きで、自分のやり方で彼らを表現をしたい!と思って真剣に作られたんだと思いますし、この映画の完成を心待ちにされていたファンの方もたくさんいらっしゃると思うので、この映画自体をバカにして否定したいわけじゃないんですよ。これは私の心情の問題です。ただ他にも同じように思ってる方はいるんじゃないかな。

私はブルーハーツをあまり美化してほしくないんです。『伝説のバンド』って呼ばれるのも好きじゃない。80年代に登場して一世を風靡して90年代半ばに突然解散してしまったバンドってだけで、その楽曲だけずーーーっと消えずに愛され続ければいいなって思ってます。CMや番組のBGMに使われて聴いた人が『これ、いー歌だな。かっこいいな。誰だろう』って感じるくらいの何気ない残り方をずっとしていてほしいです。

ほんとにこれは痛いブルーハーツ教の信者の個人的な願いでわざわざ声高に訴える話でもないのですが、ずーーーっと胸につかえていたのでブログで発散させてしまいました。これ読んでムカついた方ごめんなさい。ま、それもまた個人の感情だからね。あんまり気にしないけど(笑)


夜の音に耳をすまし 少しだけ涙がでたよ
本当に大事なものだけ いつまでも忘れないんだ
わめいて 叫んで 声が枯れたって


先日『ブルーハーツが聴こえる』の事が情報番組で紹介されてました。そこで流れたヒロトが歌ってる映像を見て……はい。泣きましたよ(笑)
こんなのフルスクリーンで見たら、歌がかかるたんびに号泣ですよ。だから……映画観た方、どうだったか感想を聞かせてください!笑笑