私、海外ドラマが大好きです。はっきりと『海外ドラマおもしれー』って自覚した作品は『CSI:NY』で、もうガッツリはまりました。その後この作品は『CSI:科学捜査班』のスピンオフだと知ってそちらにもガッツリはまりました。それから今も鑑識萌えでございます。
思えば子供の頃に見た『大草原の小さな家』や、『刑事コロンボ』も大好きでした。コロンボに関しては小学校の時缶ペンケースのフタの裏に『COLUMBO 』とかペイントマーカーで書いてましたね。底には『JACKIE CHAN』て書いてましたけど(笑)
私が好きだったのは主に刑事ドラマや医療、オカルト、ミステリー、プロファイリングだったり心理サスペンスなんかで、女子が好む様な恋愛ドラマにはまっっったく興味ありませんでした。
そんな中、私には珍しく一風変わった恋愛ドラマにどハマリした時期がありました。それがこちら↓↓↓
プッシング・デイジー 恋するパイメーカーです。
軽くあらすじを説明しますと……
主人公のネッドはある町で評判のパイ屋さん。
彼の作るパイは新鮮な果物いっぱいで抜群のおいしさです。それにはある秘密がありました。
実は彼には触れたものを生き返らせるという特殊な能力があったのです。その彼が触れてよみがえった新鮮な果物で作られたパイはどれも素晴らしくおいしいのです。
彼が蘇らせられるのは果物だけではありません。
生きていた物、動物や植物や人間でさえも蘇らせる事ができるのです。彼がその能力に気付いたのは子供の頃。目の前で事故に遭って死んでしまった愛犬に触れると死んだはずの犬が目を覚ましましたのです。ところが、この能力には厄介な副作用が2つありました。
1つは一度蘇らせたものにもう一度触れてしまうとそのものはもう二度と蘇らないということ。そしてもう1つは何かを蘇らせてから60秒以上経過すると、代わりに近くにいるそれと同等のものが命を落としてしまうということです。
ある日彼が船旅に出かけた時、船の中で偶然初恋の女性チャックと再会しました。しかしチャックはそこであるトラブルに巻き込まれ殺害されてしまうのです。彼女が死んだのを知ったネッドは彼女を助けたい一心で彼女に触れて蘇らせてしまいます。
一方一度死んで帰る場所がなくなったチャックは彼のパイ屋さんで一緒に暮らすことになりました。
そこで彼と一緒に彼の秘密を知る私立探偵エマーソンに協力して様々な事件を解決していくというお話です。
お互いに想いを寄せる二人ですが触れあうことはできません。彼が触れてしまったら彼女は二度と甦ることができなくなるからです。ちょっと聞くと無理矢理で奇抜すぎる設定にも感じますが、これがうまいことストーリーにユーモアと切なさを感じさせて無理なくお話が進んでいきます。一度だけね、彼の事が大好きでたまらなくなった彼女がラップ越しに彼にキスするシーンがあったのですがすっごくかわいかったな。
このドラマの魅力はストーリーだけでなくその映像美にあります。写真を見てもお分かりのように色使いが原色に近くとてもキレイで、まるで絵本を見ているようです。ジャンルは恋愛コメディと言うだけあってシュールでブラックなユーモアに溢れています。
……とここまではべた褒めなのですが………
このドラマ、ちょうどシーズン1を放送中にアメリカの制作だか配給会社がストライキをおこしまして、通常は1シーズン24話あるお話が9話しか放送されなかったのです。しかも視聴率が稼げないとあっさり打ち切りになるシビアなアメリカドラマの世界で、このドラマもシーズン2途中で打ち切りになってしまいました。なので合わせても22話しかありません。打ち切りと聞いた時はとてもショックでした。
しかもしかもこれ、一度再放送されたきりもう放送してくれないんですよ。そんなにつまんなかった?私あんなにハマったのに……(T-T)
DVD は出てるみたいですので、将来余裕ができたら購入しちゃおうと思ってます。
でもその前にウォーキングデッドのDVDもほしいな。ほしいものいっぱいです。
他にもLie to Me とかメンタリストとかクリミナルマインドとかもっともっとおもしろい海外ドラマがいっぱいありますが、ちょっと異色の変わったドラマを紹介いたしました。マジメすぎてつまんないね。 それでは最後にアメリカンジョークをひとつ。
先生「ワシントンが桜の木を切ったことを正直に話した時、彼の父親はすぐに許しました。何故だかわかりますか?」
生徒「はいっ、先生!ワシントンがまだ斧を持っていたからだと思います!」
ではまたー(*^^*)