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世の中の大抵の事は大したことない

なまけものが書きます

もう、なんかね、よくわかんないっすわ。

あのですね、『情けは人の為ならず』って言葉、ありますよね。人に情けをかける(優しくしたり、面倒を見たり)のは、その人の為だけじゃなく、そうすることによって回り回って自分にも還ってくるんですよって意味の言葉ですが、なんだかね、勘違いしてる人多くないですかね?

この言葉って、見返りを期待して人に優しくしなさいって言ってる訳じゃないでしょ?大体人の為に何かしてあげようなんて思うこと自体がおこがましい話なんですよ。

あ、人に優しくしたいとか、困ってる人に手を貸そうとか、その行為を否定してる訳じゃないんですよ。だってさ、例えば道歩いてて誰かが何か落としたら拾ってあげるでしょ?道を尋ねられたら答えるでしょ?その時、何かを期待しますか?
拾ったお礼にご飯ごちそうしてくれるかもとか道を教えたお礼におこづかいくれるかもとか期待して手を貸しますか?

大体の人は誰かが困ってるから手を貸してるだけで見返りなんか考えてもいないはずなんです。
まぁ、困ってる人が美人とかイケメンとかだったら『お友だちになれるかな?』なんて期待するかもしれませんけどね。


私の親しい後輩に、ちょっと性格に難のあるやつがいましてね、これは本人にも言ってるし承知の上なんで悪口じゃないですよ(笑)彼女は過去の恋愛においても、全て相手に見返りを求めるやつなんです。
そんな彼女にね、ブルーハーツの『ムチとマント』って歌の、

恋をするとき素敵なことは
何もいらないと本気で思えること

って部分を注目して聴かせたら、「なんにもしてもらえないのにやってあげるなんてつまんないじゃないですか。損しますよ。」って言い放ちやがったんですよ(笑)

私、この『やってあげる』の『あげる』って言葉、だいっ嫌いなんです。お前自分の事どんだけだと思ってるの?なんで上からなの?とか思っちゃうんですよね。だから極力使わないようにしてるんです。意味を強調するためにわざと使うことはありますけどね。

まぁ彼女の場合はそれを隠そうともしないし堂々と言い放つからまだかわいいんですけどね。
中には勘違いやろーもいるわけですよ。

『私はあなたのためにこんなにいろいろと力になってあげたのに、あなたは何にもしてくれない。ずるい。』ってね。あのね、さっきも言いましたが、人の為に何かして『あげたい』なんておこがましいし結局は自己満足に過ぎないんですよ。それで何にもしてくれない。なんて怒るのはお門違いなんだ。

『嫌われる勇気』でお馴染みの心理学者、アルフレッド=アドラーの言葉に、『あなたのために他人がいるわけではない。「○○してくれない」という悩みは、自分のことしか考えない何よりの証拠である。』というのがあります。全くその通り。結局は相手にして『あげる』のも、自分のためなんです。

マーシーは言ってますよ。「人に優しくするのだって結局は自分のためじゃん。」て。

アドラー風に言えば、『その人のためになることをやってあげようと思うのは自分の課題であって、それを相手がどう思うかは相手の課題である』のです。その時、相手が困ってたから手を貸しただけ。それは自分がそうしたいと思って自分で決めてやったこと。そのあと相手がどう思うかは相手の勝手で、自分が思ったリアクションと違ったとしても文句を言う筋合いはないのです。腹が立ったなら離れればいいだけ。

よくやっすい恋愛ドラマなんかで、「私はこんなにもあなたの事想ってるのに。私のことなんてどうでもいいの?あなたは自分だけが幸せならそれでいいの?」ってセリフありますけど、それを現実で、本気で言っちゃう人がいるから驚きです。

あのね、その通りですよ。当たり前でしょ?もし相手があなたのこと想っているなら、一緒に幸せになりたいと願うはずです。そうしないのは、そういうことですよ。仕方ないでしょ。それで相手に文句を言うのはおかしな話。自分がほんとに相手の事を想っていて、大切だと思っていたなら、その人が幸せになれたことを心から喜んで『あげられる』はずなんだよ。それができないのはただ自分勝手に相手に依存して、自分の思い通りにしたかっただけなんだ。あなたは相手に何を期待してたの?

私はね、ある人の『凹んでてももったいない』って言葉に救われたんだよ。本来の自分を思い出せたんだ。だからその人には感謝してる。

あれれ?なんか最初の話から大分ずれて妙に具体的な感じになっちゃったけど、まぁそういうこと。

ここまで読むとさ、私ってものすごくできた人間みたいだし偽善的に聞こえるかもだけどね、違いますよ。私ほんとはめっちゃ冷たいやつだからね。自分が興味を持った人以外には何にもしないですから。鼻ほじりながら「へー、そうなんだぁ~大変だねー」って棒読みで言いますからね。


誰かに金を貸してた気がする
そんなことはもうどうでもいいのだ
思い出は熱いトタン屋根の上
アイスクリームみたいに溶けてった

さあ、またくだらないことを探しに出かけよう!