世の中の大抵の事は大したことない

なまけものが書きます

ロックンロールと私 ほんとに最後です

はい。ダラダラと続いたこのお話、ほんとのほんとに終わりにします。ただ、私の特別な人達のお話なので長くなることが予想されますからスルーしちゃってください!なるべく抑えますが保証できません笑笑

ちょっとだけおさらいすると、私は気分によって聴きたいアーティストが異なるけれど、それはもしや作り手の感情とリンクしているからではないかというお話です。前回は忘れらんねえよと米津玄師についてご紹介しましたが、今回は一番テンションが上がるヒロトマーシーのお話です。

さて、言わずと知れた名ロックンローラーヒロトマーシーですが、彼らはご存じの通りブルーハーツからハイロウズクロマニヨンズと3つのバンドでもう30年以上共に歩んできた最強のコンビです。

彼らをよく知らない人にとってはこの3つのバンドに違いを見つけることは困難かもしれません。特に
ハイロウズクロマニヨンズでは、たまーに私もマイナーな歌だと『あれ?どっちだっけ?』ってなるときがあります。たまにですよ!(笑)

でもそれぞれのバンドはそれぞれに明らかに違いがあるんですよ。それは彼らの置かれた環境や、年齢にも関係あるのかもしれません。


ブルーハーツは言わずと知れた甲本ヒロト真島昌利が初めて組んだパンクバンドで、1985年に結成し1995年に解散するまで数々の名曲を残し、今でもその楽曲はいろんな場面で耳にすることができます。ふとテレビからブルーハーツの歌が流れると何をしていてもすぐ気付いてテンションが上がります。

語り出すと止まらないので簡単にお話します(笑)
彼らはそれまでのパンクロックのハチャメチャなイメージを一新させました。
確かにその歌い方と言動は今までになく、頭の硬い当時の大人たちが見れば不可解なものだったでしょう。私も親に「なんだこれ?さっぱりわからない」とよく言われたものです。
でも彼らの作る歌には単に世の中に反発して意味もなく反抗しているのではないちゃんとした理由がありました。それは世間からはみ出してしまった所謂不良と呼ばれる人たちにだけでなく、私の様になぜかうまく立ち回ることができない不器用な人間にもとても優しく、自分はこれでいいのだと、心配するなと自信をつけてくれました。

彼らはそれを意図的にやっているわけではなく、世間に何かを訴えたいわけでもなく、自分が思ってることをストレートに歌っているだけなのです。だから『こうしろ、するべき、みんなでやってやろうぜ!』などという押し付けがましい歌詞はほとんど皆無です。

かつて彼らは『社会派パンクバンド』なんて呼ばれました。言ってもやっぱり20代前半の血気盛んな若者ですから、今の彼らからは想像も出来ないくらい尖ってたりもしてて、前期の彼らは反骨精神むき出しのパンクロッカーでした。反面、そのなつっこい笑顔とユーモラスな語り口調から『心優しきパンクロッカー』とも言われていました。

前回お話しましたが、私は悔しいことがあったり、上がっていかなきゃって思うときはブルーハーツを聴きたくなります。それはそんな彼らの反骨精神むき出しの歌が気持ちを奮い立たせてくれるからなのではないでしょうか。
そして逆に、悲しい事があって背中をポンポンと叩いてほしいような気分の時はブルーハーツのバラードを聴きます。彼らの優しさに触れて思いっきり泣けるのです。うーん。書いてて怖くなってきた(笑)

次はハイロウズですが、私実はハイロウズはあまり聴いてなかったのでよくわかりません(笑)
でもブルーハーツで初めて体験した『大人の事情』やらその他諸々のモヤモヤを全て捨ててまるっきり違うことがやりたかったのではないかと推測しています。ここら辺のモヤモヤに関しては長くなるので割愛しまーす!

この時期の彼らの音楽はブルーハーツ時代の粗削りな若いパンクロックではなくもっと洗練されたよりハードな、縛られないロックンロールという感じがしてものすごくかっこいいです。実際ヒロトハイロウズ時代は金髪で頭トゲトゲさせたり、鋲のついたブレスつけたりと格好もハードなロックンローラーでした。
あ、金髪はブルーハーツ時代もしてましたけど、ちょっと違うんだよな。

だから私も、気分が高揚してるときや、ムシャクシャして暴れたい時なんかにハイロウズを聴くとテンションが上がったりします。

さて、最後にクロマニヨンズですが、もうこれはねー、一言で言うと『ヒロトマーシーが好き勝手やってるバンド』って感じですかね。あれ?怒られちゃうかな(笑)でももう結成当時は彼らも40代に突入し、しがらみや大人の事情からも解放され、好きなことを目一杯やってるっていう感じがします。それは今でも続いていて、むしろパワーアップしています。飽きるとあっさり次へ行ってしまう彼らですが、クロマニヨンズに関しては飽きる気配がありません。

あ、でもクロマニヨンズでも『大人の事情』でベストアルバム出してるな。ヒロトも大人になった(笑)あ、ベストアルバムっていうとヒロトに怒られちゃう💦だって彼らの歌は全部ベストだから!シングル曲を集めたアルバムね。

まぁ、そんななので、私も楽しい気分の時にクロマニヨンズが聴きたくなるのです。

はぁ。やっぱり長くなっちゃった。でもこれでもブルーハーツに関してはもっともっと捕捉したい事がたくさんあって半分も語れてないんですよー。でも聴きたくないでしょ(笑)はしょった部分がいっぱいあるので詳しい人が見たら『何言ってんの?』な内容もあるかもしれませんが私の見解です。

気分によって聴きたい歌が変わってくる原因がお分かりいただけたでしょうか?

でねでね、ちょっと蛇足になりますが、もうちょっとだけ言いたいことがあるので聞いてやってください。

私は、しつこいですがブルーハーツが大好きで傾倒しております。それは彼らがバンドを替えても、変わらずに今でも続いています。そして私は先に紹介した二組のアーティストを仲間に薦めたことはありますが、ブルーハーツを、ヒロトマーシーを「すごくかっこいいから聴いてみて!」と紹介したことはありません。それは私にとって彼らがものすごく特別だからです。

例えばね、「ブルーハーツが好きなんだ」と言った時に「あー、あたしも好き!リンダリンダとかかっこいいよねー」って言われるとイラッとしちゃうんですよ。「いやいや、あんたそれ好きって言わないから。知ってるだけでしょ」ってなっちゃうんですよ。どんだけ器の小せぇヤツなんだよ(笑)って思っても仕方ないのです。好きすぎてちっちゃくなってるの。

ま、現実的にね、彼らの音楽って、特にクロマニヨンズなんかは人に薦められて好きになるタイプの音楽ではないですからね。実際彼らを全く知らない人がクロマニヨンズの歌を聴いて意味を理解するのは不可能ですから。私もわかんないもん。本人も『意味を理解するのは無理だよ。』って言ってるし。
あのね、理屈じゃないのです。直接身体にドカーーーンってくるの。だから体感したい方はぜひライブに行ってください。意味がわかりますよ。

って、すすめてるーーー笑笑笑笑笑笑
冗談だからね。

ちなみに、ブログに唐突に出てくる詞は全部じゃないですけどほとんど彼らの歌の引用です。
これからも唐突に現れます。

最後の最後に……
前々回のブログで忘れらんねえよを紹介したら、あるブロガーさんで勝手にお友達だと思ってる読者さんが彼らをえらく気に入ってくれたみたいでブログで紹介してくれました!めっちゃ嬉しいです🎵
どうもありがとうですO(≧∇≦)O


と、いうことで4回にわたってダラダラと繰り広げられた私のある意味一番めんどくさい持論の部屋。
ここでしめさせていただきますm(__)m
もうヒロトマーシーのことブログで熱く語ることはないのでご安心を🎵

死んだ人よりもオレは大切だ
死んだ人よりもオレは楽しいぜ
死んだ人よりも可能性がある
なぜならばオレは生きてるからだ

人を誉めるなら生きてるうちに
恋をするのなら生きてるうちに

ではでは、まったねー🎵